地区の紹介

【幅広い世代の人を繋げ、学校と連携した活動を行う「教育のまち」】
 七日市地区は島根県の南西部最南端にある鹿足郡吉賀町の中央部に位置しています。地域の東西に国道187号線が通り、中国自動車道六日市からも近いため広島や山口へのアクセスが良く、山陽の風を感じる立地であることから、企業立地を行う事業者が多く存在します。
 また、公民館と隣接する県道42号線には、保育園、小学校、中学校、高等学校の教育機関が集まっており「教育のまち」となっています。
 その昔、八久呂鹿(ヤクロジカ)という悪い鹿がこの地域を荒らし回り、退治された後に「良い鹿」となるように、この地域にある奇鹿(クシカ)神社に祀られ、平和を取り戻したという伝説が吉賀という地名の由来と言われています。この八久呂鹿伝説は県の指定無形民族文化財である抜月(ヌクツキ)神楽の演目や八久呂太鼓など地域の自慢の伝統芸能として語り継がれ大切にされています。

活動のきっかけ

 これまでも、社会教育や伝統行事に関連する活動を行っていましたが、公民館の体制や今後の方針の見直しが行われ、社会教育の場としての役割を継続しながら、「人づくり」としての役割も担うこととなりました。
 現在は、幅広い世代の人を繋げる交流の機会をつくるだけでなく、学校と連携した活動も行っています。

活動紹介

住民同士の楽しい交流の場「つるかめ倶楽部」

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高齢者支援

 住民同士が楽しく過ごせる時間や交流する機会をつくろうと、月1回の「つるかめ倶楽部」を行っています。公民館の調理室で参加者と会話を楽しみながら一緒に料理したり、持ち寄った旬の一品を食べたり、時には様々なテーマで講習会やレクリエーションを行っています。  高齢化や人口減少が進み、一人暮らしの高齢者が増加している状況もある中、地域の皆さんはお互いに誘い合って参加されています。交通手段でお困りの方は自宅までお迎えに行くなど、住み慣れた地域でいきいきと過ごせる集いの場、通いの場となるような工夫をしています。

未来を育てる「七日市放課後サクラマス教室」

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子育て支援

 吉賀町では、人材育成のプロジェクトとして「サクラマスプロジェクト」に取り組んでいます。学校・家庭・地域が一体となり、ふるさとでの学びや体験をもとに、いつの日かふるさとを支える人材を育てていこうと、全ての子どもを対象にした取り組みです。  そのプロジェクトの一つとして七日市が取り組んでいるのが、放課後に地域の子ども達や大人が共に学びや体験ができる「七日市放課後サクラマス教室」です。世代を超えた住人が集まり、顔を合わせて一緒にものづくりなどしながら、お互いに学び合い、育み合える場であり、多世代交流の場となっています。

今後の目標

 住民のみなさんの暮らしに寄り添いながら、地域での活動につながるきっかけをつくっていきたいです。大人も子どもも「七日市での暮らしが楽しい」「七日市に住んでいて良かった」と思える地域になるためにも、七日市が元気な姿であり続けられるよう、地域の方の声に耳を傾けながら公民館の役割を果たしていきたいと考えています。

まちのひとの声

 放課後サクラマスに参加する生徒達が地域の人々と繋がりを持って一緒に活動できることは子ども達にとって必要な体験だと教師として強く感じています。(学校の先生の感想)

 放課後サクラマスでは、日常ではなんでもないことについて顔を見て会話できることが嬉しいです。また、子供たちが一生懸命に熱中してものづくりをしている姿を見るだけで元気をもらい癒されています。(参加した大人の方の感想)

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主要推進組織

七日市公民館

郵便番号 699-5522
住所 島根県鹿足郡吉賀町七日市946(七日市公民館)
電話番号 0856-78-1134

活動紹介のPDFデータ