吉賀町朝倉地区あさくら

【移住者が集まる自然豊かな三郷の里】
　朝倉地区は吉賀町の南西に位置し、町の南北を一級河川・高津川が流れる自然豊かな場所です。
　地区内にある「旧道面家住宅」は元禄時代に建てられた農家の住宅で、当時の庶民の生活を窺い知れる貴重な建築物として今も大切に保存されています。豪農屋敷とは違い、庶民の一般的な住居が現存しているのは大変稀少で、国の重要文化財にも指定されています。
　「なつめの里交流館」は旧・蓼野小学校をリニューアルした交流施設で、宿泊室や調理室なども完備。家族単位の集まりや会合など多種多様な用途で利用でき、近くを流れる蓼野川では川遊びも可能です。
　穏やかな環境や地域での受け入れ体制が整っていることなどにより、近年 、移住者も増えており、賑わいを見せています。

　吉賀町では、学校・家庭・地域が一体となって子育てを行う「サクラマスプロジェクト」を実施。川で生まれ育ち、海に出てまた帰ってくるというサクラマスの習性をもとに、子どもたちに学びや体験を通して吉賀町の良さを知ってもらい、将来地域を支える人材を育てようという長期的な取り組みで、朝倉地区でも地域全体でプロジェクトに取り組んでいます。

　公民館の活動は昔から高齢者が多いですが、地域活性化のためにはもっと女性や若者の参画を促していきたいです。それには、古くからある婦人会のような“お手伝いがメイン”の会ではなく、若い女性（PTA及びAKJ（朝倉公民館女子会））たちが企画する女性独自の活動にも力を入れ、より幅広い年代の人たちが利用できる公民館を目指します。役員も毎年交代するのではなく、継続性のある体制作りをしていきたいです。

　「A.K.D（あさくらキッズダンス）」での練習は大変でしたが、みんなが見てくれるので頑張れました。地域のみんなと踊ることができて良かったです。