地区の紹介

【伝統行事を継承し文化と歴史を大切にするまち】
 青原地区は津和野町の北部に位置する山間部にあります。「青原八幡宮」では毎年秋に例大祭が行われ、その際「青原奴(やっこ)道中」も披露されます。参勤交代の出迎えの儀式を再現し、黒紋付きの羽織衣装を着た人たちが「長持ち唄」に合わせゆっくり練り歩く伝統行事として約280年の歴史を持ちます。
 国指定史跡である「徳城往還道(とくじょうおおかんどう)」は、日本遺産「津和野今昔~百景図を歩く~」にも描かれている旧山陰道の峠です。往還道の入口ある渕ヶ谷の青原鉱山は、石灰岩の質が島根県下一と言われていた由緒ある鉱山跡です。
 島根県無形民俗文化財に指定されている「柳神楽」は、明治初期に伝承され、今でも鹿足郡独自の六調子神楽を保持し舞伝えられています。

活動のきっかけ

 津和野町において「津和野町住民と行政の協働指針」が策定されたことにより、2012年に「青原地域まちづくり委員会」を設置。住民参加型のまちづくりを目指し、取り組みを進めています。また、公民館と一緒に様々な事業を実施しており、生涯学習とまちづくり双方の利点を活用し、足りない部分を補い合いながら活動を行っています。

活動紹介

リピーターの参加者が多い交流行事「魚釣り大会」

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その他

 地域の子どもから大人まで参加し、交流を深めるための行事「魚釣り大会」を開催しています。山口県萩市の田万川河口の港までバスで移動し、魚釣りをします。釣った魚をその場で捌き、調理して、みんなで一緒に食べるイベントです。和気あいあいと楽しむことができ、世代間はもちろん、他の自治会との地域間交流の機会として毎年多くの人が参加しています。

地区内外の人たちが毎回楽しみにしている「映画上映会」

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その他

 まちづくり委員会と公民館が年に1回開催している「映画上映会」。上映タイトルは、公民館の職員が津和野町の条例を見て、町の進めている取り組みや課題を参考にし、住民の気づきや希望になるようなテーマを選んでいます。また、多くの人が青原地区に実際に訪れ、この地域のことを知る良いきっかけになればと、益田市などの他地区まで開催のお知らせを広報しています。

今後の目標

 今後も、できるだけ多くの皆さんに参加してもらえるような行事を企画し、実施していくことを心がけていきます。
 また、自然豊かな環境でありながら、益田市街地まで車で約20分という便利な立地を活かし、「楽しく子育てができ、年を取っても安心して暮らせる地域」を目標に、子育て世代の人たちにも住んでもらえるような取り組みを行っていきたいです。

まちのひとの声

 毎回すばらしい映画をありがとうございます。久しぶりに映画を観て涙が出ました。今後もこんな映画や行事を続けてほしいです。

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主要推進組織

青原地域まちづくり委員会

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