地区の紹介

【色鮮やかな風景が自慢の地区】
 美郷町の北東部に位置する沢谷地区。美郷町には江戸時代、石見銀山から広島県尾道市へ銀などを運ぶのに使われた「銀山街道」が通っており、沢谷地区でも森原古道で遺構が発掘されたほか、関所の役割を担っていた酒谷口番所跡などの史跡があり、当時の面影を多く残しています。
 地区内の「沢谷三里桜街道」、「シャクナゲパーク花の谷」、「酒谷のもみじ街道」には年間を通して多くの人が訪れ、季節ごとの色鮮やかな風景はこの地区の自慢です。
 また、「花の谷の桜」と呼ばれる山の上の樹齢500年を超える一本桜と、8本の支幹からなる姿がヤマタノオロチを想像させる「オロチカツラ」、旧沢谷小学校の樹齢150年以上の 「学舎のイロハモミジ」の3本の大樹は、県の天然記念物に指定されており、この地区の誇りとして大切に守られています。

活動のきっかけ

 「沢谷地域連合自治会」は、地区内のそれぞれの自治会が高齢化と後継者不足により、機能しにくくなっている状況から2008年に10カ所の自治会を取りまとめて設立されました。「総務福祉部会」、「地域振興部会」、「文化体育部会」の3部会を中心に、地域の発展と課題解決のための事業を進めています。
 沢谷交流センターは公民館やコミュニティセンターとしての機能も併せ持ち、住民一人一人が主役となって、元気で助け合える地域づくりを行う拠点となっています。

活動紹介

ファンクラブで繋がる縁と交流「沢谷ファン倶楽部」

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その他

 「沢谷ファン倶楽部」は、故郷を離れて暮らす沢谷出身者や、地域交流のある広島市西区己斐地区の方で構成される会員制のファンクラブです。沢谷地区への想いを持ち続けて欲しいという思いから、2ヶ月に一度、広報誌を送って沢谷の情報を発信しています。また、年末には注文された方へ地元野菜や漬物といった田舎の味を詰め込んだ「田舎づくしセット〜味の玉手箱」を送っています。

景観の維持が生んだ特産品「地あぶらプロジェクト(銀の香)」

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地域産業の振興

 特産物を栽培しながら美しい景観を守り続けていきたいという思いから、地域振興部会による「地あぶらプロジェクト」がスタートしました。地域内の遊休農地でひまわりを栽培し、種から油を搾ります。瓶詰めされたひまわり油は「銀の香」として商品化。地元の直産市「みさと市」やイベントで販売するほか、ふるさと納税の返礼品などに活用されています。

今後の目標

 この地区に長年住みつづけてきた高齢者の方々に、これからも地域の良さを感じながら暮らしてもらえるよう生活の支援を行い、また、子どもたちがこの地区で将来も暮らしていきたいと思えるように地域の良さを伝えていきたいです。そして、全ての世代の元気とやる気を守る事業や活動を考え、その取り組みが次の世代につながることを目標としています。

まちのひとの声

 2ヶ月に一度、「沢谷ファン倶楽部」から発信される公民館だよりを楽しみにしています。いつも拝見しながら故郷を懐かしく思い出しています。

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主要推進組織

沢谷地域連合自治会

ホームページ

郵便番号 699-4712
住所 島根県邑智郡美郷町九日市118(沢谷交流センター)
電話番号 0855-75-1920

活動紹介のPDFデータ