地区の紹介
【みんなが幸せ 美しの山郷】
来島地区は、飯南町の中央部に位置しています。地区内には、松本山に築かれた中世の山城である「賀田城」跡や、中山間地域の活性化を図るため、平成10年に発足した中山間地域研究センター等があります。
また、飯南町唯一の高校である島根県立飯南高等学校もあり、若者の地域参画が活発な地区です。令和2年9月には地域の拠点施設来島交流センターが竣工し、地域住民の集いの場となっています。令和5年には地元の若者が主体となって、長らく途絶えていた盆踊りを「みんなの広場夏祭り」として、 50 年ぶりに復活させました。
活動のきっかけ
来島地区が目指す方向性や大切にしたいことを誰もがわかるようにするために、地域ビジョンを策定する動きが令和3年に始まりました。住民同士で地域課題の洗い出しや魅力のリストアップを行い、暫定ビジョンを策定。その翌年から暫定ビジョンの実現性や優先度に着目して改良を重ね、令和5年3月に「来島地区地域ビジョン」が完成しました。現在は、地域運営組織である「来島ビジョン推進会議」を中心に、各組織が連携してビジョンに掲げた取組を行っています。
活動紹介
みんなの広場夏祭り
地域の自治区若者会・自治会・有志のグループなどが出店し、飲食を提供しました。また、中高生もスタッフとして参加し、ワークショップの実施やヨーヨー釣りなどの出店で祭りを盛り上げました。
盆踊りは、お盆で里帰りをした方々が多く参加しています。毎回300人を超える人が集まり、賑やかな雰囲気の中で開催されています。
防災研修会の開催
毎回テーマを変えることで、地域住民・自治会リーダーなど色々な方々が多く参加できるよう工夫しています。
参加者で避難所の運営や設営、非常食の試食などを行っています。
コロナ禍ではコロナに対応した避難所の運営をみんなで考えました。
今後の目標
来島交流拠点施設を中心に、コンサートや夏祭り(50年ぶり)など多世代交流を目的としたイベントを開催してきました。
最近では、多世代が交流する場が無いことが課題でした。
引き続き、若い世代から高齢者まで、世代を超えてつながる場をつくり、「人と人とのつながり」を大切にして、みんなが幸せに暮らすことのできる地域を目指していきます。
まちのひとの声
復活した盆踊りに感謝です。地域の賑わいの場が出来ました。
防災などの身近なテーマの研修やコンサートなど、楽しく、参考になるイベントが目白押しでうれしいです。
主要推進組織 | 来島ビジョン推進会議 |
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郵便番号 | 690-3401 |
住所 | 飯南町野萱300-1(来島交流センター内) |
電話番号 | 0854-76-2393 |
FAX | 0854-76-2160 |