地区の紹介

【幅広い世代に開かれた活動で地域に活力を】
 広島県と鳥取県の県境に位置し、南に中国山地を仰ぐ奥出雲町八川地区。地区内を縦断する国道314号には、日本最大規模の二重ループ方式道路「奥出雲おろちループ」がかかり、町を代表する観光名所として知られています。また、豊富な水や寒暖差を生かしたコメやソバ、舞茸などの栽培も盛んです。
 八川地区では、特産市やグルメマラソン、同地区のシンボルである大イチョウのライトアップ&フォトコンテスト、トロッコ列車のイルミネーション製作など、1年を通じて地域のイベントが盛り沢山です。その中心を担うのは、八川地区小さな拠点づくり推進委員会(愛称「八川未来図」)。多世代交流や開かれた地域づくりを目的とした事業・イベントの企画・開催や、SNSを活用した情報発信など、多彩な活動に幅広い世代が参加しています。

活動のきっかけ

 「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識の下、八川地区小さな拠点づくり推進委員会「八川未来図」は2018年に発足しました。幅広い世代の方がメンバーとして参加し、防災や高齢者支援をはじめ、様々な事業・イベントを展開しています。

活動紹介

地域のつながりを強くする地域防災プロジェクト

Image of Jirei1
防災活動

 近年頻発している豪雨や地震など、さまざまな災害に備えて各自治会に防災担当委員を配置し、自治会単位で「支え愛マップ」を作成しています。さらに日常的な住民同士の交流が災害の備えになることを住民に周知し、実践。その他にも避難訓練の実施や、緊急連絡先などを記入した「安心カード」の作成など、地域の防災力強化に努めています。

地域の高齢者の集いの場「高齢者サロン」を定期開催

Image of Jirei2
高齢者支援

 ご高齢の住民から「集いの場所がほしい」という要望を受け、「高齢者サロン」がスタートしました。毎月2回開催し、お茶を飲みながら世間話を楽しんだり、保健師を招いて体操をしたり、幼稚園児との交流を楽しんだりと、さまざまな内容を企画・開催し、高齢者たちの楽しみのひとつになっています。

今後の目標

 「八川未来図」には、20~40代の若い世代も積極的に参加し、地域活性化のために活動しています。今後、地域の少子高齢化と人口減少が見込まれていますが、住民たちは将来を見据えて地域資源を掘り起こし、特産品づくりや関係人口づくりを進め、住民が一体となって「攻めの活動」に挑戦しようと意気込んでいます。

まちのひとの声

 近年は災害が頻発し不安がいっぱいでしたが、「緊急連絡網」や「支え愛マップ」等を作成していただいたことで、何かあれば誰かが声を掛けてくれる安心感が生まれました。

エラーが発生しました。
このページでは Google マップが正しく読み込まれませんでした。JavaScript コンソールで技術情報をご確認ください。
主要推進組織

八川地区小さな拠点づくり推進委員会「八川未来図」

郵便番号 699-1822
住所 島根県仁多郡奥出雲町下横田456-1(八川公民館)/島根県仁多郡奥出雲町下横田435-4(やかわ寄って小屋)

活動紹介のPDFデータ