地区の紹介

【宿場の面影が残る町で、暮らしやすさを守り続ける】
 雲南市の南西部に位置する掛合地区。山あいの美しい地域で、掛合町の人口の約半数が住んでいる町の中心となる場所です。病院や小中学校・高校、団地、スーパーやコンビニ、銀行もあり、田舎と都会の良いところを持っています。
 飛鳥時代には飯石郡の郡家(役所)が置かれ、交通の要衝にもなっていた掛合地区。その後も長きにわたって出雲街道の宿場町として栄え、街並みの一部には今も往時の面影が残っています。

活動のきっかけ

 2004年に三刀屋町・吉田村・大東町・木次町・加茂町と合併し雲南市が発足。掛合地区は、には役場や教育機関、病院、商業施設などが集まり、掛合町の生活の中心地となっています。人口減少が進む中、高齢者や子育て世代の暮らしやすさをサポートするため、掛合自治振興会で多様な活動を行っています。

活動紹介

健康確認の声かけとともに見守り活動「まめなかね訪問」

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高齢者支援

 地区内では、近年少子高齢化が進み、ひとり暮らしや夫婦のみの世帯が多くなっていることから、地域の健康増進の基盤づくりとして「まめなかね訪問」をスタートしました。  福祉委員が 75 歳以上の夫婦または独居の方を年2回定期訪問。熱中症予防など季節ごとの健康管理について声をかけます。新聞や郵便物が溜まっているなど、気になる変化があれば民生委員と連携し支援につなげています。

子どもたちの学習意欲を応援する「夏休み自主学習教室」

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子育て支援

 掛合地区には塾がなく、受験対策がしたい中学生や学びの意欲が高い小学生など、学習サポートが必要な子どもへの対応が困難な状況であり、また、夏休みなどの長期休暇の際に子どもが勉強できる場所がなかったため、夏休みの自主学習教室を立ち上げました。  7 月下旬から8 月中旬の火曜日から金曜日(祝日を除く)に、雲南市掛合交流センターの大会議室を利用して自主学習教室が開かれます。島根大学ほか、県内外の大学生を中心に講師を募集。午前中は小学 3〜6 年生、午後は中学生の時間とし、学習指導をします。町内各地から参加できるよう、スクールバスを使った送迎も実施しています。

今後の目標

 福祉委員は 2 年ごとに交代します。使用した資料や記録を保存・管理・共有し、知識を深め、意識を高めながら、地域住民が一丸となって高齢者を見守れるサポート体制の構築を目指します。民生委員との連携体制も強化していく予定です。
 また、自主学習教室では、指導してくれる学生を安定的に確保する策を模索中。人材が集まれば春休み・冬休みにも開催していきたいです。2023年の夏からは、学習時間の他に大学生とお喋りできる時間を設ける予定としています。大学生活への質問や進路指導を受けたりすることで、多様な角度から子どもの向上心と学習意欲を刺激していきます。

まちのひとの声

  コロナ対策で別の市町にいる家族と会えなくなり、心細い思いをしていたので、「まめなかね訪問」があると助かります。 普段人と話す機会がないので訪問を楽しみにしています。
 共働きなので、「夏休み自主学習教室」は子どもを見守ってもらえるうえに勉強を見てもらえて、とてもありがたいです。

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主要推進組織

掛合自治振興会

ホームページ

郵便番号 690-2701
住所 島根県雲南市掛合町掛合2151-1(掛合交流センター)
電話番号 0854-62-0189
FAX 0854-62-0189
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