雲南市入間地区いるま

【古い校舎を交流拠点に　雪かきや灯油の配達などの活動も支援】
　雲南市の南部に位置する入間地区は標高が高く、冬は積雪の多い地域です。住民有志による灯油の配達や除雪、草刈りの有償ボランティア活動も始まっています。これらの活動は一人暮らしの高齢者等の見守りにもつながっています。

　｢閉校した小学校の旧校舎を活用したい。｣という住民らの声を受け、入間コミュニティー協議会と雲南市が一体となって検討を開始。早稲田大学の建築分野の研究室の協力も得て、｢入間交流センター｣が2011年に完成しました。体験型学習ができる宿泊施設やカフェを併設し、交流の場となっています。

　高齢化と人口減少により協議会スタッフの確保も難しくなる中、入間地区内の組織や団体の様々な世代から約40人が集まって、今後の地域活動について意見交換会を実施しました。2018年に策定した地区計画を基本として、今後も地域の課題解決に向けた活動を持続的に行っていきます。

　除雪を「今年も頼みます」一人暮らしのお年寄りからお願いされたら、何とかしなければとの思いでやっています。