地区の紹介
【住みやすい一宮!住んでみたい一宮‼をめざして】
三刀屋川の北側に位置し、雲南市三刀屋町にある一宮地区。鎌倉から戦国期にこの地を支配した三刀屋氏の居城だった「じゃ山」城跡、三刀屋城跡がある歴史が深い地域です。三刀屋川のほとりには公園があり、両岸約2kmにわたって桜が植えられており、お花見の季節には大勢の花見客でにぎわいます。ソメイヨシノが中心ですが、時期を違えて咲き誇る「御衣黄(ぎょいこう)」という淡い緑色の花を咲かせる珍しい桜も120本ほど植えられており、三刀屋町の名物になっています。
活動のきっかけ
「一宮自主連合会」は雲南市の地域づくりの仕組みである地域自主組織として発足しました。以前から公民館による生涯学習の活動や、自治会などの地域団体が連携した福祉活動が盛んに行われていた一宮地区では、地域づくりの活動に取り組む素地ができていました。地区住民のみなさんの声を聞きながら地域づくりに取り組んでいます。
活動紹介
観て楽しい!演って楽しい!しゃべって楽しい!「いちにこカフェ」
一宮にこにこカフェ、略して「いちにこカフェ」。その名の通り毎月12日に開催しています。コロナ前は毎回40人くらいの参加者がありましたが、1回あたり24人までに人数を制限し、感染対策をしっかり行って開催しています。毎回出し物があり、大正琴や生け花、こども園の子どもたちの歌やおどりなど地域の方の発表の場にもなっています。元々は隣のこども園に子どもを迎えに来るお母さんたちの交流の場をつくろうと取組が始まりました。どなたでも参加できますが、最近はお年寄りの方が多いです。各自治会でサロンは行っていますが、お年寄りの方の交流する機会を少しでも増やすために、「いちにこカフェ」は継続したいと考えています。
一緒に学ぼう!地域を学ぼう!私たちの一宮地区「夏休み学習会」
子育て支援としては、2020年から雲南市の委託を受けて「三刀屋放課後児童クラブ」も運営しています。2022年の夏休みには子どもたちにもっと地域のことを知ってもらおうと、教員OBの方のご協力のもと、「夏休み学習会」を開催しました。4回の開催を予定していましたが、新型コロナの感染状況により、3回の開催となりました。地域の歴史や文化を学んで、一宮地区への愛着をもってもらえるように取り組んでいます。
今後の目標
2021年3月に地区住民のみなさんにアンケート調査をしました。そこで上がった地域の課題や心配事について、できることから解決していきたいと考えています。まずは防災対策から進めており、有事に機能する体制づくりに取り組んでいます。それ以外の課題としては、買い物や通院、草刈り、除雪などの支援が必要であることがアンケート結果から確認できました。これらに対応するお助け隊のような仕組みづくりが急務です。
まちのひとの声
「いちにこカフェ」は日頃練習していることの発表の場があることがありがたいです。評判がよいと嬉しくなりますね。
主要推進組織 | 一宮自主連合会 |
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郵便番号 | 690-2402 |
住所 | 島根県雲南市三刀屋町給下764(一宮交流センター) |
電話番号 | 0854-45-2544 |
FAX | 0854-47-7211 |