地区の紹介
【みんなでつくろう『和みの郷・西日登』】
豊かな自然と環境に恵まれ、長い歴史と文化に彩られた木次町西日登地区。神話「ヤマタノオロチ伝説」ゆかりの地で知られ、スサノオノミコトがオロチを退治する際に「八塩折(やしおり)の酒」を入れたという壺が祀られた八口神社(印瀬の壺神)を始め、神話にまつわる伝承地が多く存在しています。
伝統文化としては西日登神楽社中があり、文久元年に西神楽と称して発足して以来、現在まで西日登小学校での神楽クラブや年度末の神楽公演、夏の高津公園まつりなどを通して大切に引き継がれてきました。また、出雲大社での奉納を始め、靖国神社、金刀比羅宮など各地の神社で神楽奉納を行ってきています。
活動のきっかけ
西日登地区は元々公民館活動が盛んな地区で、社会教育の考え方や活動が根付いていました。西日登振興会の発足後も、子どもや高齢者の方が安心して暮らせるように、「ふれあい交流会」や「放課後子ども教室」などの活動がスタートしています。
活動紹介
人と人との交流を育み、安心して暮らせる郷づくり
一人暮らしの高齢者、日中に一人になる高齢者は人と話す機会や触れ合う機会が少なくなるので、少しでも交流の機会を持ってもらうために「ふれあい交流会」を始めました。コロナ禍で開催が難しくなった今は、「高齢者一人暮らし宅訪問」や「移動販売車による買い物支援」の事業を行っています。訪問活動では、頭の体操になる穴埋めクイズや塗り絵などを渡し楽しんでもらったり、日頃の生活の様子や健康状態など伺ったりして見守りも兼ねて行うように工夫しています。
子どもの成長を育む郷づくり
三世代家庭が多い中ですが、家に帰ると地区内に遊ぶ友達がいないなどの理由でさみしい放課後を過ごす子どもたちの居場所を作る「放課後子ども教室」を交流センターで週1回開催しています。ハロウィンやクリスマス会、節分など季節ごとのイベントも開催します。小学校と交流センターは近くにあり、地域のボランティアの方の見守りもあるので、保護者の方も安心して預けることができます。
今後の目標
コロナ禍や地域の現状からいろいろな活動が思うようにできない中で、買い物支援事業や一人暮らし訪問など、知恵を出し合い活動を工夫してきました。コロナ禍が収束したら「ふれあい交流会」を再開しながらも、参加できない方に会うことができる訪問活動も続けていきたいです。
まちのひとの声
自宅まで声かけに来てくれてとても安心しています。クイズや塗り絵などのお楽しみグッズを持ってきてくれるのも嬉しいです。
主要推進組織 | 西日登振興会 |
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郵便番号 | 699-1324 |
住所 | 島根県雲南市木次町西日登990-1(西日登交流センター) |
電話番号 | 0854-42-1037 |
FAX | 0854-42-1037 |