地区の紹介
【幅広い世代が暮らすまちづくり】
下熊谷地区は雲南市の中央部に位置し、斐伊川沿いに広がる地域で、対岸には桜の名所の斐伊川堤防桜並木があります。松江自動車道三刀屋・木次ICに近く、出雲市には車で30分ほど。近隣には商業施設や病院などがそろい、その暮らしやすさから、近年は子育て世代向けのアパートが増えるなど、開発が進んでいるエリアです。
このため、地区の住民のうち3割が転入者。昔からの住民と転入してきた若いファミリー層が入り混じり、多様な世代が暮らしています。
活動のきっかけ
2004年の“平成の大合併”による雲南市の誕生をきっかけに、雲南市内の各地区に地域自主組織が設立されました。下熊谷地区では2007年に「下熊谷ふれあい会」が発足。下熊谷交流センターを拠点に「守(みんなで守る)」、「援(みんなで支え合う)」、「楽(みんなで楽しむ)」をテーマに、地域福祉や生涯学習事業に取り組んでおり、「住民みんなが気持ち良く暮らすことができる地域づくり」を目指しています。
活動紹介
地域で子どもたちの成長を支える「子育て支援」
子どもが多い下熊谷地区では、季節ごとに文化祭やクリスマス会、三世代交流餅つき大会などの行事を開催しているほか、地元の「下熊谷音頭」の継承など、子どもたちと地域の交流の場を設けています。また、退職世代が中心となって、10年以上にわたり小学校の登下校の見守り支援を実施。今後は子育てサロンなども開く予定です。
大人も元気な地域を目指す「中高年の健康づくり」
「中高年の健康づくり教室」など中高年世代の健康増進にも力を入れています。これまでにウォーキング大会や、地区独自の「くまたん体操」の実践、雲南市が普及する「うんなん幸雲体操」などに取り組んでおり、参加者の意見を取り入れ、毎回内容を工夫しながら実施し、継続して参加する人が多いのが特徴です。特に高齢者にとっては健康づくり以外に、交流の場として、日々の楽しみの1つになっています。
今後の目標
現在、下熊谷ふれあい会では、2022年春に実施した住民アンケートの結果をもとに組織改編に取り組み、23年度以降の次期地区計画を作成中です。特に住民の関心がもっとも高い防災・安全面の強化を目指しています。また、転入される方が多いことから、交流センターを拠点に新旧の住民がひとつになって地域活動に参加できるような事業の展開も予定しています。
まちのひとの声
通学路は交通量も多いので、子供たちの登下校の見守りはありがたいです。地域活動を通じて、住民同士の交流がもっと深まるといいなと思います。
主要推進組織 | 下熊谷ふれあい会 |
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郵便番号 | 699-1333 |
住所 | 島根県雲南市木次町下熊谷1096-1(下熊谷交流センター) |
電話番号 | 0854-42-5351 |
FAX | 0854-42-5351 |
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