地区の紹介
【若い世代を巻き込み、「ずっと住みたい」まちをつくる】
加茂地区は雲南市の北部に位置し、出雲市と松江市に隣接しています。「神原神社古墳」や「加茂岩倉遺跡」などの歴史的遺産が数多く発掘され、豊かな自然を残している地区です。一方、地区の中心部には大型スーパーや新しい住宅も多くみられる発展的なところでもあります。
また、出雲市や松江市へのアクセスの良さ、子育てのしやすさなどから、若者や子育て世代も多く暮らしています。まちづくりの中心を担っているのは、地域自主組織「加茂まちづくり協議会」です。14支部及び自治会と一体となって、協議会の構成団体や学校とも連携して活動しています。2022年4月には新しい交流センターも完成し、地域活動の拠点として防災や子育て支援、生涯学習、地域の健康福祉などの事業を行っています。
活動のきっかけ
2004年に“平成の大合併”で雲南市が誕生した際、加茂地区には14の地域自主組織が発足しました。2015年、地区内の全地域自主組織が統合され、「加茂まちづくり協議会」に一本化。「私たちのまちは私たちが創る」という理念のもと、地域づくり、安心安全、生涯学習、健康福祉の各分野から、多様な世代が暮らしやすいまちづくりに取り組んでいます。
活動紹介
SNSを活用して若者に加茂地区の情報を発信する「カモんスちゃんねる」
「カモんスちゃんねる」は、「若者にワクワクと情報を届ける」をモットーに、加茂地区の女性や若者に向けて、SNSによる情報発信を行っています。メンバーはまちづくりに関心がある住民たちで、高校生や大学生も参加しています。飲食店や事業所の取材、加茂まちづくり協議会の活動などを発信しているほか、イベントの企画・運営などにも取り組んでいます。
地域で見守り、支えていく「子どもの居場所づくり」
加茂地区では、地域ぐるみで子どもを育てていこうと「子どもの居場所づくり」に長年力を入れてきました。平日の放課後に小学生が無料で利用できる「放課後子ども教室」や茶道、生け花、絵画、工作、保育士体験などに挑戦できる「チャレンジスクール」、加茂地区在住の教職員OBがサポートする「夏休み宿題応援団」など、子育て世代を支えています。
今後の目標
加茂まちづくり協議会では、若年層の声をまちづくりに反映させようと地域課題の解決にチャレンジしています。若者を巻き込んだ活動で、若い世代が地域に興味を持ち、まちづくりの担い手を増やすとともに、あらゆる世代にとって住みよいまちにしていきたいと考えています。
まちのひとの声
放課後子ども教室など、地域の方の見守りがあるので安心です。子どもも楽しんでいますし、気軽に利用できて本当に助かります。
主要推進組織 | 加茂まちづくり協議会 |
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郵便番号 | 699-1106 |
住所 | 島根県雲南市加茂町加茂中972-5(加茂交流センター) |
電話番号 | 0854-49-8380 |
FAX | 0854-49-6042 |
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