地区の紹介

【丸倉山の麓に広がる自然豊かな地区】
 雲南市の北西部に位置し、自然豊かな山間にある幡屋地区。幡屋地区の大字である仁和寺という地名は、平安時代に敦実親王が京都の御室「仁和寺」の末寺として、この地区に「覚惣院」を建立し、親王の死後に寺号を仁和寺に改めたことに由来すると平安時代の古記録に記されています。(伝承によると仁和寺は源義親の乱により焼失)
 地区には麓から30分ほどで登頂できる標高372mの丸倉山(馬鞍山)があります。山頂からは出雲平野や宍道湖が一望でき、年間に多くの人が登山やトレッキングを楽しむために訪れています。
 また、幡屋交流センターの近くにある西小学校では、国の特別天然記念物であるコウノトリが校庭で巣作りをすることで広く知られており、コウノトリの繁殖活動のため、児童たちを中心に地域をあげて環境活動に力を入れています。

活動のきっかけ

 1986年に設立された幡屋地区振興会は、雲南市の合併を受けて2005年に地域自主組織となりました。①安全で安心な幡屋地区づくり、②生涯学習活動の推進、③健康と福祉社会づくり、④産業の振興、⑤緑豊かな自然環境づくりの5つの主要課題を掲げ、多様な活動に取り組んでいます。

活動紹介

「健康を守る会」で地域の人たちの健康を維持する

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その他

 幡屋地区では1983年より「健康を守る会」を立ち上げ、健康診断の促進や丸倉山への健康登山など、地域の方の健康維持を目的としたさまざまな活動を行ってきました。2020年からは県が進める健康寿命の延伸に取り組む「健康寿命延伸プロジェクト」のモデル地区に選ばれ、2022年には5世帯に一つずつ、塩分測定器を配布して数値をデータ化するなど、さらなる活動を進めています。

利用者の安否確認を兼ねた「配食サービス」

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配食サービス

 地域福祉部の取り組みで、2014年より配食サービスを行っています。お届け先は地区内の方が対象で、全額自己負担。年齢制限は特になく、登録制で利用できます。食事を届けるだけでなく、配食の際に様子の確認や、話をするなど、利用者の安否確認を行うことも目的の一つとしています。

今後の目標

 幡屋地区振興会の事業や活動など、地区に暮らす方たちにできるだけ参加してもらい、地域の活性化を目指します。そのためにも住民の皆さんに楽しんでもらえるような企画を考えていこうと思います。
 そのほか、地域のさまざまな困りごとへの対応や除雪ボランティア、健康寿命延伸プロジェクトの推進についても積極的に計画を進めていきます。

まちのひとの声

 塩分測定器で数値化して見えることで、日頃の食事の塩分量を意識して摂取できるようになりました。

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主要推進組織

幡屋地区振興会

ホームページ

郵便番号 699-1232
住所 島根県雲南市大東町仁和寺833-10(幡屋交流センター)
電話番号 0854-43-2800
FAX 0854-43-2800

活動紹介のPDFデータ