地区の紹介

【魅力的な観光資源が点在する美しい山里】
 海潮地区は雲南市の最東部に位置し、「神楽といで湯の郷」として知られています。地区に湧き出る「海潮温泉」は、出雲国風土記に“須我の小川の湯淵の村の川中に温泉あり”と記された歴史ある温泉で、江戸時代には松江藩主の松平不昧公も訪れたといわれます。また、この地で古くから栄えてきた出雲神代神楽も有名で、各地での公演活動や夜神楽の上演など、伝統文化を色濃く受け継いでいます。
 そのほか、地区内には日本初之宮・和歌発祥の地として名高い「須我神社」をはじめ、日本の棚田百選に選ばれている「山王寺の棚田」や、ため池百選に選ばれている「うしおの沢池」など、魅力あふれる名所が数多く点在しています。「ホタルの里」としても名高く、毎年5〜6月になると地区を流れる赤川にたくさんのゲンジボタルが舞い、美しい光景を見に多くの人が訪れます。

活動のきっかけ

 海潮地区振興会は全世帯を会員として1963年に設立されました。古くから教育や子育てに積極的な地域で、昭和の大合併前の海潮村の頃には教育村として、優良村・模範村の表彰を受けていました。2005年に雲南市の地域自主組織として登録し、地域内の各種団体やグループを加え、地域の思いの実現に向けてまちづくりを行っています。

活動紹介

地域の子どもたちを見守る子育て支援事業

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子育て支援

 子育て支援事業として、小学生を対象とした「放課後児童クラブ」の運営を行っています。昔から地域全体で子どもたちを見守る習慣があり、農繁期の預かり保育など、子育て支援を積極的に行ってきた歴史のある取組です。見守りは有志で集まった地区の方が交代で行い、放課後の学習はもちろん、夏休みなど長期休暇中の預かり、カヌー体験や座禅体験、春休みの散策など、地域の子どもたちの子育てを支えています。

地域の空き家活用と移住者支援

その他

 海潮地区振興会が地区内の空き家の登録や移住希望者からの問合せ等の窓口として活動しています。各自治会単位で設置した定住連絡委員と協力しながら、空き家の調査や登録、持ち主への確認を行い、空き家バンクに登録するほか、移住者を対象に年に一度交流会を開いています。移住後の悩みや不安を受けて、できるだけ改善できるよう支援につなげています。

今後の目標

 高齢者を中心に、地区で暮らす方たちの困りごとに対しての対策を強化していくのが目標ですが、さまざまな取組を行っているため、新しいことになかなか手が回らないのが課題です。高齢者同士が助け合う体制を構築することは簡単ではなく、後継者となる人材の育成が必要で、若い方に興味を持ってもらえるような取り組みをしていきたいと考えています。

まちのひとの声

 放課後児童クラブでの預かりが、以前は18時までだったのが18時半までになり、特に地域外で働く人にはとても有り難いです。

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主要推進組織

海潮地区振興会

ホームページ

郵便番号 699-1206
住所 島根県雲南市大東町南村234-1(海潮交流センター)
電話番号 0854-43-2705
FAX 0854-43-2705

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