地区の紹介

【利便性の良い江津市の中心部】
 江津市の中央に位置する郷田地区は、本町、高浜、金田の3つの地域に含まれる23の自治区で構成され、行政、医療、教育といった公共施設が揃っています。江戸時代中期には北前船の寄港地や天領米の積出港だったことから、回船問屋が多く栄えました。
 この地域のシンボルである標高470メートルの高角山(たかつのやま)は、その昔、隕石が落下したことから「島の星山(しまのほしやま)」と呼ばれます。江津市には万葉歌人、柿本人麿に詠まれた地名が数多く残っており、島の星山もその一つとされています。中腹には隕石が祀られた冷昌寺や100種類以上の椿が美しい椿公園があるほか観光展望台があり、ハイキングや登山に訪れた人々の休憩所になっています。山頂からは江津市と日本海が目の前に広がり、柿本人麻呂の長歌「石見の海」に詠まれた景色を堪能できます。

活動のきっかけ

 郷田地区にあった2つの公民館を2017年に「郷田コミュニティ交流センター」として1つに統合し、これまでの公民館活動を継続しながらコミュニテイ交流センターを拠点・事務局として「郷田コミュニティ協議会」がスタートしました。本町、高浜、金田、それぞれの地域の特色に合わせた地区部会組織をつくり、地縁団体と協力して活動を行っています。

活動紹介

歴史ある街並み保全で魅力を発信

Image of Jirei1
その他

 地区内の本町にある「天領江津本町甍街道(てんりょうごうつほんまちいらかかいどう)」と呼ばれる赤瓦の街並みには、歴史的建造物や史跡が数多く残り、「本町地区歴史的建造物を生かしたまちづくり推進協議会」が母体となり保存活動に取り組んでいます。その取組の一つが年に一度開催される街歩きイベント「ふらり」です。このイベントには毎年たくさんの出店があり、史跡の見学や買い物など、ふらりふらりと街歩きを楽しめ、県内外からの多くの人たちで賑わいます。

笑顔が広がる「ニコニコ給食」

Image of Jirei2
配食サービス 高齢者支援

 地域の高齢者を対象にした老人給食事業「ニコニコ給食」を実施しています。地域の女性たちが中心となり、季節ごとの食材を取り入れて栄養やバランスを考えながら調理します。食事会は普段交流することが少ない高齢者の交流の場となり、引きこもりを防止する役目を担っています。コロナ禍では弁当を自宅まで配達し、困りごとなどはないか、声をかけるなど見守り活動も行い、暮らしやすさが続くように活動しています。

今後の目標

 江の川が近くにあるため、近年頻発する豪雨災害に危機感を抱いており、地域防災の強化の必要性を感じています。行政に頼るばかりでなく自分たちで防災に向き合うため、まずは災害時を想定した避難方法について、再確認する必要があります。また、いざという時に備えて、高齢者の方や身体の不自由な方へのサポートも考える必要もあります。今後、地域防災を強化していくために自主防災組織をつくることも検討しています。

まちのひとの声

 イベント「ふらり」に参加してみて、賑わいのあるレトロな街並みをふらりと歩きながら買い物などができて、とても楽しかったです。

エラーが発生しました。
このページでは Google マップが正しく読み込まれませんでした。JavaScript コンソールで技術情報をご確認ください。
主要推進組織

郷田コミュニティ協議会

ホームページ

郵便番号 695-0011
住所 島根県江津市江津町995(郷田地域コミュニティ交流センター)
電話番号 0855-52-5566

活動紹介のPDFデータ