地区の紹介
【海と山に面した地区で花いっぱいのまちづくり】
江津市の中心部に位置する嘉久志地区は13の自治区から構成されており、石州赤瓦の町並みが海と山を背景に美しく広がります。
地区の南側には江津市中央公園があり、体育館や野球場、プールやテニスコートなど、充実した運動施設が整備されています。公園からは日本海の美しい風景を眺めることもでき、憩いの場としても親しまれています。
地区では花いっぱいの町づくりに取り組んでおり、夏にはひまわり、冬には葉ボタンなど季節の植物が町を彩ります。また、ラベンダーセイジを地区の花として、中央公園入り口付近を飾っています。
地区内の名所としては、スサノオノミコトの姫、ムナスキヒメの伝説が残る「かくれ岩」があり、嘉久志の地名の由来となったと言われています。
活動のきっかけ
2014年に公民館がコミュニティ交流センターとなったことをきっかけに、自由な発想で活動できる組織として「嘉久志まちづくり推進協議会」が発足しました。これまでの部会を残しつつ、新たに事業部、環境防災部、自治振興部を加えて2018年より本格的に始動。「誰もが安心して快適に暮らせる活力」と「個性豊かな地域づくり」を基本理念とし、様々な地域活動を展開しながら、魅力と活力に満ちた町づくりを目指しています。
活動紹介
認知症を予防しみんなで助け合える地域に「嘉久志町立 脳活笑学校」
地区の高齢者の認知症予防の対策として、2016年から「嘉久志町立 脳活笑学校」を実施しています。在学中は週1回、交流センターで歌や運動、脳活の問題に取り組み、自宅での宿題も出されます。認知症予防だけでなく外出の楽しみもあり、交流や健康の確認の場にもなっています。また、住民を対象に「認知症サポーター講座」を開き、これまで460名以上がサポーターとなりました。地域一丸となって認知症対策に取り組んでいます。
自分を守る防災意識で災害に備える
自然災害などに対し、いざという時に自分達の命を自分達で守る意識を持って、防災活動に取り組んでいます。住民や介護施設の方を対象に避難訓練を実施し、あらゆる事態を想定して、防災用品を備蓄するなど万が一に備えています。今後もアンケートなどで各家庭の防災意識の現状を把握し、防災に対する意識を高め、自助できる環境づくりを進めていきます。
今後の目標
これまでの地域内での活動を継続していきたいです。また、近年コロナ禍で交流事業がストップしていますが、2016年に姉妹縁組をした隠岐郡海士町や新宿の日本語学校など、地域住民のご縁からできた繋がりを活かせるようにしていきたいです。地域外との交流が再開できた時には、さらに他の地域へとつながれるように、交流事業を拡大していきたいと思います。
まちのひとの声
「脳活笑学校」は、本当に面白くて行くのが楽しいです。新しい友だちもできて交流の輪が広がり、一緒に出かけたりするようになりました。
主要推進組織 | 嘉久志まちづくり推進協議会 |
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郵便番号 | 695-0016 |
住所 | 島根県江津市嘉久志町イ1503(嘉久志地域コミュニティ交流センター) |
電話番号 | 0855-52-0436 |
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