地区の紹介

【日本海に面したのどかな海辺の街】
 江津市の西部に位置する敬川地区。町の中央には日本海に向かって敬川が流れ、堤防沿いに続く500本の桜並木は桜の名所として多くの人に親しまれています。大昔、この地域は海岸でしたが、敬川を伝って運ばれた土砂が長い年月をかけて現在の地形を作ったと言われています。
 江戸時代に財政の逼迫した地域を救おうとした「橋本三兵衛」や、1848年頃に塾を創始し、地域内外の教育に貢献した「河野令眼」、1725年に水不足で苦しむ故郷を命をかけて守ろうとした「お鶴さん」は、地域の三大偉人として知られ、今もなお地域の誇りとして大切に語り継がれています。
 また、上敬川にある「チシャノキ」は、樹高6メートル、周囲5メートルの大木で、海岸部にあるのは珍しく、神社にまつわる社木ということで、1975年に江津市の文化財に指定されています。

活動のきっかけ

 1962年に公民館を建設し、地域の拠点として行事や活動等に利用されていましたが、地域づくりの活動の場としての利用を推進するため、2014年に「敬川コミュニティ交流センター」に名称を変更。地元団体と協力して活動を行う組織として2016年に6つの部会からなる「敬川まちづくり協議会」を発足し、「自らが行動し自立できるまちづくり」を理念に各事業を展開しています。

活動紹介

町の魅力を再発見!「スタンプラリー」

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その他

 地域の魅力をもっと知ってもらうため、2016年に徒歩10キロ圏内にある10カ所の史跡・名所をめぐるスタンプラリーを始めました。2021年にはお地蔵さんコースを導入するなど、毎年内容やコースを変えたりしながら参加者に楽しんでもらえるように工夫しています。2022年には初の試みとして島根県立大学の学生が企画に参加し、謎解きやクロスワードを取り入れた新たな内容で開催しました。

作る人も食べる人も元気になる「蕎麦づくり事業」

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地域産業の振興

 地域づくり事業の一つとして、2015年より「桜と蕎麦の花咲く敬川町事業」に取り組んでいます。地域振興部に属する「そば達人会」が中心となり、研修などを通して蕎麦栽培について学び、種蒔きから収穫、蕎麦打ちまで行います。できた蕎麦を地域内の高齢者施設に届け、桜祭りでも出店するなど、町民の皆さんに喜んでいただきました。また、2020年のスタンプラリーの賞品としても提供しています。

今後の目標

 2022年のスタンプラリーでは、地元の小学校にイベントの告知をしたことで、例年より多くの子ども達や保護者の方が参加されました。SNSなどを活用して外へ魅力を伝えることも大切ですが、地域への働きかけの必要性も改めて感じました。さまざまな広報活動を行い、地域の魅力を伝えていきたいです。今までとは違う発想で若い世代に地域の魅力を知ってもらい、次世代に地域づくりをバトンタッチしていきたいと考えています。

まちのひとの声

 スタンプラリーは、ポイントを目指して歩き回り、気づいたら何キロも歩いていました。途中クロスワードパズルもあって頭の運動にもなり、楽しい時間で心も癒されました。

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主要推進組織

敬川まちづくり協議会

郵便番号 699-3162
住所 島根県江津市敬川町1716-5(敬川地域コミュニティ交流センター)
電話番号 0855-53-1958
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