地区の紹介
【山陰屈指の名湯が湧き出る山あいの地区】
有福温泉地区は江津市の南西部に位置し、湯町、堂庭、本明の3つの地区で構成されています。
地区内にある山陰屈指の名湯「有福温泉」は、聖徳太子の時代に高名な僧侶が発見したという古湯で、美肌の湯として優れた泉質を誇ります。“古来より名湯がわく福有の里”、が有福温泉の名前の由来といわれ、山の斜面を利用した温泉街はノスタルジックな趣が漂います。
また、標高417.2mの本明山には金毘羅権現(こんぴらごんげん)を祀った社殿があり、頂上からは日本海や中国山地などパノラマの景色が望め、年間を通してトレッキングを楽しむ人が訪れます。そのほか、有福八幡宮にある樹齢約千年の大イチョウや、山の中腹の大仏殿に鎮座する約3mの大仏様など多くの見どころがあり、観光地としても人気のある地域です。
活動のきっかけ
元々は集落単位で自治会を設置し、それぞれに活動を行っていましたが、共通した地域課題を協力して解決するため、2013年に「有福温泉町まちづくり協議会」を設立し、それまであった4つの部会を協議会と一つにしました。『みんなが安心して暮らせる超高齢化地域に見合った安住の里・まちづくり』と『「湯ぢから」で、「ひと」を「まち」を元気にする』をキャッチフレーズに、地域づくりを進めています。
活動紹介
地域交流拠点「きんさい喫茶」
2012年に地区内の一つの地区である堂庭の自治会長が元商店だった空き家をリノベーションし、地域住民が交流できる場所を作りました。「きんさい喫茶」と名付け、火曜と金曜の午前中にサロンを開催。地区の高齢者10〜15人が集まり、お茶やお菓子をいただきながら会話を楽しみ、金曜日にはラジオ体操を行うなど健康面の向上も目指しています。また、サロンで会うことでお互いが元気で過ごせているかの確認にもなります。
今後の目標
有福温泉町まちづくり協議会の設立から10年目になります。地域でも少子高齢化が進んできたので、それにまつわる課題や困りごとに焦点を当て、高齢者が安心して暮らせるまちづくりを目指したいです。また、有福温泉という地域資源を活かし、将来の担い手である若者が魅力を感じるまちづくりを行いながら、温泉街をもっと元気にして盛り上げていきたいと考えています。
まちのひとの声
ずっと家にいてもつまらないので、「きんさい喫茶」は週2回の息抜きです。いろんな人と話ができるのが楽しみです。
主要推進組織 | 有福温泉町まちづくり協議会 |
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郵便番号 | 695-0156 |
住所 | 島根県江津市有福温泉町8-3(有福温泉地域コミュニティ交流センター) |
電話番号 | 0855-56-2218 |
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