地区の紹介

【神話まつわる名所が点在する町】
 赤屋地区は安来市の南端に位置し、神話にまつわる名所がたくさんある地区です。地区内では特に3つの名所が有名です。
 「鷹入(たかいり)の滝」は鳥取県との境にある標高704mの鷹入山の中腹にある三段の滝で、「平成の名水百選」にも選ばれています。滝の高さは10mで、滝壺の前には伝説の女神を奉ずる祠があります。
 また、長江山(ながえやま)には、高さ20メートル、幅5メートルの「稚児岩(ちごいわ)」があり、出雲国風土記によると、この岩に大国主命(オオクニヌシノミコト)が座ったと記されています。
 「上の台(標高330m)」には古墳群があり、この場所からは東に大山、北に中海・島根半島を望め、伊邪那美命(イザナミノミコト)の神陵地とされる比婆山を遥拝することもできます。

活動のきっかけ

 2015年、安来市社会福祉協議会が主体となり、住民を対象に「生活に関するアンケート」を実施。8割以上の方が「一生ここで暮らしたいと考えている」と回答しており、年々上昇する高齢化率や不便な環境などの課題解決に向けて、2016年に「あかやてごする会」を発足しました。住み続ける町づくりを目指し、日々活動に取り組んでいます。

活動紹介

住民同士で、てご(お手伝い)し合う「てごする会」

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買い物支援 高齢者支援 生活交通

 「てごする会」はお手伝いしてほしい「利用会員」と、お手伝いする「協力会員」から構成される相互援助組織です。依頼内容の多くが通院や買い物への援助・介助で、その他に草刈りなど普段の生活の手助けを有料で行います。会員同士で直接やり取りする仕組みに変更後、利用件数が増加しました。

マップづくりを通して、自治会ごとの問題・課題を知るうえで役立てる「ささえ愛ネット」

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防災活動

 災害時の課題を整理しながら、安心安全に暮らすことを目指すマップづくりを行っています。自治会ごとに、危険箇所や一人暮らし世帯などを分かりやすく色分けし、災害の発生など、もしもの場合を想定した準備を進めています。地域の状況を把握することで、地域の人がいつでもお互いに声を掛け合える関係づくりにも役立っています。

今後の目標

 「あかやてごする会」は2019年に「しまね流福祉のまちづくり活動団体知事表彰」を受賞しました。これをきっかけとして、今後も、さらに安心して暮らせる地域づくりを目指しています。最近は、会員数が減少傾向にあるので、高齢者が集まるサロンなどに直接出かけて行うPRや、会員募集のチラシを各家庭に配布するなど、会員数の増加を目指しています。

まちのひとの声

 「てごする会」はいつも快く受けてもらいありがたく、親のように接してもらえて嬉しいです。

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主要推進組織

あかやてごする会

ホームページ

郵便番号 692-0321
住所 島根県安来市伯太町赤屋118-2(赤屋交流センター)
電話番号 0854-38-0145
FAX 0854-38-9011

活動紹介のPDFデータ