地区の紹介

【笑顔いっぱい平和の郷布部】
 国道432号線沿いの飯梨川上流に位置する布部地区は、豊かな田園風景に囲まれた地域で、昔の宿場町のたたずまいを残しています。地区内にある加納美術館は、郷土が誇る芸術家『加納莞蕾(かのう かんらい)』と、地元出身作家の作品を展示し、アートを通じた文化の交流をテーマとした展覧会などを開催しています。多くの方に来館してもらえるよう岡山県にゆかりのある作家の作品も揃え、全国的にも有名となっています。
 地区南部には、昭和44年に完成した広壮な『布部ダム』と、周囲約3kmにもわたる多目的人造湖『白椿湖』があり、もみじ、桜、しらかば、つつじ、あじさい、こぶしなど四季折々の植物を楽しむことができます。その中でも、樹齢500年以上と言われている幹周り1.6m、高さ約5mの白椿の原木があり、白色やピンク色の美しい花をつけます。そして、国道から中ノ島へ架けられた長さ128mの大つり橋『白椿大橋』は中国地方最大の長さを誇ります。放水路下流では、日本一小さい『ハッチョウトンボ』やホタルの生息地になっています。また、ダム水の落差を利用した県営の発電所が3基あり、流砂洪水調節の役割を果たしています。

活動のきっかけ

 安来市として各地区の地域ビジョンを作成する方針があるなか、布部地区においては、若い世代に地域ビジョンを作成してほしいという交流センター館長の願いもあり、布部交流センター運営協議会青年部が母体になり、令和2年に「布部の未来を考える会」が立ち上がりました。ビジョン策定にあたっては、先進地区の視察、住民向けのアンケートの実施、ワークショップの開催など、地域住民が一体となって取り組んでおり、2022年のビジョン策定以後、4つの部会が中心となって実践活動を進めています。

活動紹介

多世代が関わる防災活動

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防災活動

 自主防災組織主催の研修では参加者の固定化が予想されたため、多くの地域住民と関わりがある「布部の未来を考える会」が主催として、市の協力を得ながら、防災研修&体験会を開催しています。年齢や性別を問わず、様々な方々に防災意識を持ってもらう、大切な取り組みになっています。

自治会単位では難しい草刈りの実施

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その他

 地区の子どもたちに、地域の川で遊んでもらうため、小学校やPTAの協力を得て、草刈り活動を実施しています。また、布部ダム近くにある白椿の原木自生地域の草刈りをするなど、自治会単位では草刈りが難しい場所を積極的に行っています。今後は「お助け隊」のような仕組みも検討したいです。

今後の目標

 現在の、各種行事がルーティンのようになってしまわぬよう、定期的に話し合いを継続し、いきいきとした活動をしていきたいです。また、行事への参加者や担い手が固定化されないよう、若者世代と一緒になって、楽しみながら地域の活性化に取り組んでいきたいです。

まちのひとの声

 防災活動や草刈りの活動のおかげで、笑顔で暮らしやすい地域になっているのではないかと感じます。

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主要推進組織

布部の未来を考える会

ホームページ

郵便番号 692-0623
住所 島根県安来市広瀬町布部345-40
電話番号 0854-36-0001
FAX 0854-36-0001

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