地区の紹介

【ささえ愛 まめに楽しく 集う里 うなみ】
 安来市のほぼ中央に位置する宇波地区は、かじか蛙やオオサンショウウオなどが生息する自然豊かな山あいにあります。戦国時代に鋳物産業で栄え、1945年頃まで約500年続きました。
 少子高齢化や人口減少が進む中、「宇波交流センター」を拠点に、「うなみの里創生プロジェクト」をはじめとする地域団体が熱心に活動を展開。自治会輸送や地区の運動会と一体となった防災訓練など、さまざまな取り組みが行われています。幅広い世代が地域の抱える問題を「自分事」としてとらえ、住民主体の地域づくりに挑んでいます。

活動のきっかけ

 宇波地区には、道路の状況からバスの乗り入れが困難な地域(交通空白地)があり、その解消に向けて、自治会による輸送活動を検討する組織として、「うなみの里創生プロジェクト」は発足しました。検討を進める中で、交通以外に地域が抱えるさまざまな課題も浮き彫りとなり、住民自身が地区の未来を考えていこうという機運が生まれたことから地区が目指す未来として、地域ビジョン「ささえ愛 まめに楽しく 集う里 うなみ」を策定。現在、同ビジョンの下、自治会輸送を中心とした地域づくりが行われています。

活動紹介

自治会輸送「ふくろう号」が地域住民の移動を支え、地域に賑わいを生む

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買い物支援 高齢者支援 生活交通

 自治会輸送「ふくろう号」は、2016年からスタートしました。宇波地区の住民ボランティア(有償)で運行され、利用者の自宅と最寄りのバス停、宇波交流センターを結んでいます。高齢者の買い物や通院、子どもの通学のほか、同センターで開催される定例イベントなどへの移動に利用されています。

宇波の特産品づくりに取り組む「うな民クラブ」

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地域産業の振興

 宇波地区の女性グループ「うな民クラブ」は、ゆずなどの地域の素材を生かした特産品づくりに取り組んでいます。宇波交流センターの調理室で、ゆずジャムやブルーベリージャム、こんにゃくなどを手作りして、地域のイベントなどで販売。その他にも、ブルーベリーの栽培、他地区へのジャムづくり指導など、特産品づくりに関連するさまざまな活動を意欲的に行っています。

今後の目標

 宇波地区では、地域ビジョンを策定し、福祉や産業、文化など、多方面にわたる地域の課題を明確にし、その解決に取り組んでいます。一方で、活動する住民に偏りも見られます。人口減少や高齢化が進む中、地域を存続していくために、より多くの住民が地域づくりに関心を持って参加できるような活動をめざしていきたいです。

まちのひとの声

 自治会輸送「ふくろう号」のおかげで、宇波交流センターのイベントやサークル活動に参加できるようになり、外出が楽しみになりました。

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主要推進組織

うなみの里創生プロジェクト

ホームページ

郵便番号 692-0622
住所 島根県安来市広瀬町宇波482-2(宇波交流センター)
電話番号 0854-36-0852
FAX 0854-36-0852

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