地区の紹介

【地域資源を活かした、生き生きとした住みやすい安田】
 日本海に面する益田市安田地区。国道9号付近を境に、海側には漁村、山裾には農村の景観が広がっています。海岸線沿いは「夕陽スポット」として多くの市民に愛されており、なだらかな浜が続く津田海岸は、夏には海水浴客で賑わいます。また、地区内には、国の史跡に指定されている「大元古墳」や、「鵜の鼻古墳群」など古代の古墳を始め、多くの史跡や遺跡が残されています。
 地区では、朝市の開催、駅舎でのパン販売、遺跡や史跡の整備活動など、さまざまな地域資源を活かした取り組みを通して、地域をつくる「ちから」「つながり」「しくみ」を総合的に強化し、元気なコミュニティをつくる活動が進められています。

活動のきっかけ

 かつて多くの海水浴客で賑わった津田海岸の人出が年々減り、活気が失われつつある地区を何とか盛り上げたい、そして、住民の高齢化・核家族化が進む中、買い物や草刈りなどで困っている人を手助けしたいとの思いから、2017年に地域自治組織「安田地域づくり協議会」が立ち上げられました。地区の課題を地区内で解決できる仕組みづくりを進めています。

活動紹介

駅舎を利用したパンカフェ「駅パンくるくる」

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その他

 石見津田駅舎を改装した店舗と設備を益田市から借り受け、パンカフェ「駅パンくるくる」を個人に委託し運営しています。主力商品は食パンとロールパン。おいしいと評判で地区内外から人が訪れ、地域の賑わい創出に繋がっています。運営を維持し、より多くの人に味わってもらえるよう出張販売にも力を入れています。

地域の困りごとを解決する「地域お助け隊事業」

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高齢者支援

 地域の“困った”を解決する取り組みとして、高齢などが理由で作業が困難な住民に代わり、有償で草刈りや庭木の剪定などを行っています。お助け隊への登録者は約20人で、同じ地区内に住む顔見知りの方にお願いできる安心感もあり、年々需要が増加。住民が安心して暮らせる環境づくりと、お助け隊に参加する人の生き甲斐づくりに繋がっています。

今後の目標

 今の取り組みをずっと続けていけるよう、後継者の育成を進めていきたいです。また、コロナ禍で中止していた安田地域で生産された農作物や加工品などの販売を行い、毎回約300人もの方が訪れる地域に定着したイベントとなっていた「やすだ村ええもん市」の再開を始め、withコロナを見据えた賑わいづくりに取り組んでいきたいと考えています。

まちのひとの声

 パンカフェ「駅パンくるくる」ができたことで、買い物をする楽しみも増えて嬉しいです。
 「地域お助け隊事業」で何かあったらお願いできる人がいるということが本当に有難いと思っています。

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主要推進組織

一般社団法人 安田地域づくり協議会

郵便番号 699-3676
住所 島根県益田市遠田町384番地2(安田公民館内)
電話番号 0856-27-0001
FAX 0856-27-0001

活動紹介のPDFデータ