地区の紹介
【地域が輪となって支え合い 地域の魅力と資源を活かした活力あるまちづくり】
種地区は益田市の東部に位置し、浜田市に隣接する中山間地域です。地区では約170年の歴史を持つ種神楽が継承され、昔のままの舞を引き継ぐ種神楽保存会の「鍾馗(しょうき)」「恵比須(えびす)」の二題は、益田市の無形民俗文化財に指定されています。
約200本の桜が植樹された「さくら公園」や、約1000株のアジサイが花を咲かせる「烏帽子(えぼし)山あじさい園」、県内有数のホタル群生地など、豊かな自然に恵まれ、その地域資源を活かしたイベントには地区内外から多くの人が訪れています。
また、地区出身者に、地域の魅力や近況を知らせる「種だより」や、地域の農産加工品を「ふるさと便」として発送したり、運動会などの行事へふるさと選手として参加してもらったりするなど、地区出身者と住民を結ぶ取り組みも進めています。
活動のきっかけ
住民の高齢化や人手不足で、行事運営などが難しくなる中、地域一体となって、運営や課題に取り組んでいこうと、2018年に自治会を中心とした団体から構成される「種むらづくり推進協議会」を設立しました。これまで個々で活動していた団体同士が1つの輪になって連携することで、スムーズな情報共有や取組に繋がっています。
活動紹介
週に一度のサロンで高齢者支援活動
高齢者が交流できる場所として、週に1回、種公民館でサロンを開設しています。サロンでは、ものづくり教室や講演会を開催。乗り合い自動車による自宅からサロンまでの送迎も行っています。また、希望者を乗せて、市街地の病院やスーパーを回る外出支援を定期的に行っています。
災害対策活動で自主防災意識を
自主防災組織を立ち上げ、住民への防災教育や防災訓練などを行っています。特に自主避難が難しい高齢者の迅速な避難誘導に重点を置き、危険度が高い場所に住む人から順に誘導できるよう、役割分担や避難ルート、移動に要する時間などのシミュレーションを実施しています。
今後の目標
これまで以上に住民の声を聞きながら、実情にそった形にしていきたいです。そして、いつまでも元気な高齢者を地域で支えていけるよう、新しい知恵を出し合って高齢者の生きがいづくりを行います。また、住民同士の支え合いを継続し、発展させていけるよう、若い世代の担い手育成も進めていきたいです。
まちのひとの声
防災訓練のおかげで、いざという時への不安が和らぎました。
主要推進組織 | 種むらづくり推進協議会 |
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郵便番号 | 699-3503 |
住所 | 島根県益田市下種町1179-1(種公民館内) |
電話番号 | 0856-27-1008 |
FAX | 0856-27-1008 |