地区の紹介
【みんなが参加する、ひとづくりを通じた、ワクワク感を大切にした、まちづくり】
益田市の北部に位置し、赤雁町・山折町・大草町・乙子町から成る北仙道地区。地区内にはのどかな農村地帯が広がっています。乙子町にある比礼振山は、市内でも有数の展望地で、山頂からは益田市内を一望することができます。
豊かな自然に囲まれながらも、車で益田市街までは約10分、石見空港までは約30分という場所に位置することから、「市街地から一番近い田舎」として、市外や県外に向けてPRをしています。
石見地方に伝わる「狭姫(サヒメ)伝説」の里としてのPRにも力を入れていて、伝説に登場するちび姫が赤雁に乗った姿を北仙道のロゴマークとして採用。地区への入り口では「狭姫伝説の里 北仙道へようこそ」という看板が出迎えてくれます。
活動のきっかけ
少子高齢化や人口減少が進む状況を何とかしようと、「住み続けたい地域」を目標に掲げ、2018年に地域自治組織「北仙道の明日をつくる会」を立ち上げました。目標達成に向け、他地区の取り組みを参考に「つながり部会」「課題解決部会」「定住促進部会」を設置。その後「いきいき部会」も加わり、これまで地域になかった活動が生まれています。
活動紹介
地域全体で子どもを育てるワークショップ
主に若年層を対象とした、地域住民の交流を目的としたワークショップ「Kita no-ma」の企画・運営を行っています。月に1回、部員がアイディアを出し合い、デイキャンプやしめ縄づくりなどを実施。地域全体で子どもを育てる取り組みを進めています。また、他県の学生にも活動に参加してもらうなど関係人口拡大にも力を入れています。
グッズの作成で地域をPR
定住に繋げるための地域情報の発信を行っています。北仙道小学校の閉校以降、「北仙道」という地名への認識が薄れつつあることから、地名の入ったロゴマークを作成。ロゴマークを記したTシャツやしおり、パンフレットなどの他、地区の歴史や文化を紹介した絵図も作成し、地名を知ってもらい、関心を持ってもらうきっかけづくりを進めています。
今後の目標
北仙道には若い世代や、地区外から来た人の声が受け入れられる風土が根付いています。地域自治組織が、いろいろな人のチャレンジを応援できる組織であることを知ってもらい、より多くの人に活動に参加してもらえるようにしていきたいです。また、地域にとって何が必要かをしっかり考え、行動に移して、今の北仙道にないものをつくっていきたいです。
まちのひとの声
ワークショップ「Kita no-ma」に参加して、地域の大人と子ども同士、顔と名前がわかる関係が築けて安心感に繋がりました。活動を通して地域の一体感が生まれて嬉しいです。
主要推進組織 | 北仙道の明日をつくる会 |
---|---|
郵便番号 | 699-3674 |
住所 | 島根県益田市大草町665−1(北仙道公民館内) |
電話番号 | 0856-22-0218 |
FAX | 0856-22-0218 |