地区の紹介

【5万本のつつじが咲き誇る花のまち】
 三隅地区は浜田市の西側に位置し、益田市に隣接しています。旧三隅町の中心地として栄え、役場、学校、病院などの公共施設が集約されている地区です。
 地区内にある三隅神社は南北朝時代の名将で三隅城の第4代城主・三隅兼連(みすみかねつら)を祀る神社として1937年に創建されました。隣接する三隅公園には、地元の人が「多くの人にお参りして欲しい」と願いを込めてつつじを植え続け、今では約5万本が斜面に咲き誇ります。中国地方屈指のつつじの名所としても知られ、毎年GW頃に多くの観光客で賑わいを見せています。
 また、浜田市内の1本桜の中で最も早く咲く「佐々木桜」も有名で、浜田市指定天然記念物にもなっています。江戸時代に三隅組の代官を務めた佐々木丈左衛門(ささきじょうざえもん)にちなんで名付けられたと言われています。

活動のきっかけ

 2010年4月に「三隅地区まちづくり推進協議会」を発足。「だれもが安心して生きがいを享受できるまち」をスローガンに掲げ、地域住民がお互いに知恵を出し合い、楽しいことに向かって協力して「やってみる」、そして「振り返る」を実践しています。2021年より浜田市内の公民館がまちづくりセンターに移行したことを受け、今まで公民館として活動を行っていた生涯学習に加え、地域課題の解決に向けた人づくりにも重点を置いて活動しています。

活動紹介

住民の誰もが参加できるイベント「ふれあいスポーツ交流会」

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高齢者支援 子育て支援 その他

 子どもからお年寄りまで幅広い世代が参加する「ふれあいスポーツ交流会」は、健康づくりと異世代交流を推進する地区内の一大イベントです。毎年、秋に開催され、「バトミントン」、「グラウンドゴルフ」、「軟式野球」の3種から好きな種目を選んで競技に参加できます。みんなで集い、ふれあうことで、住民同士の絆を深めています。

ふるさとの良さを体験する「みすみっ子チャレンジ教室」

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子育て支援

 2014年にユネスコの無形文化遺産に登録された石州半紙の伝統技術を、地元の子どもたちが体験するふるさと学習です。楮(こうぞ)の芽かき、トロロアオイの収穫、和紙すきなど、1年を通して紙づくりを体験することで、ふるさとへの誇りや愛着を感じ、地域の人たちとの交流のきっかけにも繋がっています。また、地域における子どもの居場所づくりの活動の一つにもなっています。

今後の目標

 コミュニティを維持するため、今後も住民同士の交流やふれあいを目的とした活動を継続します。地元の子どもたちが将来ここに戻って来られるよう、幼少期からふるさとの良さを認識し、地域の繋がりを感じられる活動や、この地区に住む一人でも多くの人が自分の住む場所に興味や関心を持ち、住民主体のまちづくりを続けていくことを目標としています。

まちのひとの声

 「ふれあいスポーツ交流会」に参加し、子どもから大人まで、わきあいあいとスポーツを楽しめました。普段子どもと接する機会がないので、子どもたちの笑顔が見られ嬉しかったです。

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主要推進組織

三隅地区まちづくり推進協議会

郵便番号 699-3212
住所 島根県浜田市三隅町向野田581(三隅まちづくりセンター)
電話番号 0855-32-0500
FAX 0855-32-2644

活動紹介のPDFデータ