浜田市岡見地区おかみ

【オンリーワンのまちづくりを目指して】
　山と海に囲まれ、生活を支える施設は地区の北部(海岸部寄り)に集中している岡見地区。地区内唯一のスーパーマーケットが閉店するといった課題に対して、その10ヶ月後に移動販売を誘致するなど、岡見地区まちづくり推進委員会がスピード感を持って活動しています。推進委員会では、地域で活躍する団体同士の協働を意識。また、課題だけではなく地域の良いところを探すことで、“住民すべてに「笑顔」が溢れて「住んで良かった」と思えるまち”を目指して、地域一体となった取り組みを進めています。

　自治振興会、地域福祉推進協議会を中心に「岡見地区まちづくり推進委員会」を設立。地域の力を活かしつつ連携を促す組織とするため、各地域団体から推進委員会メンバーを選出しました。2017年には、長期的な視点から「人・物・自然」を切り口に地域の魅力や課題を掘り起こし、“オンリーワンのまちづくり”をスローガンとして５カ年計画を作成しました。

　これまでは地域活動の継続や、買い物など生活に必要な施設を「守る」ための活動を中心に行ってきました。一方、人口減少が進む中でも子どもたちの声がいつまでも響く地域であり続けるために、外から人を呼び込む「攻め」の活動も必要であると考え、それに向けた話し合いも始めています。

　にこにこサロンでは、皆さんと楽しく会話ができて元気が出ます。毎週水曜日を楽しみにしています。わくわくマーケットができてよかったです。
　運営スタッフは、レジ担当者を除き、個々に役割はもうけていません。各自が考えて行動していることが、良好なチームワークにつながっています。