地区の紹介

【さまざまな歴史や伝統文化が息づく地域】
 浜田市金城町の中東部に位置する久佐地区は、緑豊かな自然の中に多くの水田が広がるのどかな山里で、江の川水系久佐川の清流に育まれる良質なお米は地域の自慢です。
 地区内には「かなぎウエスタンライディングパーク」があり、広大な敷地内で周囲の山々を眺めながら乗馬体験をしたり、馬と触れ合ったりできます。その近くには標高455mの堂床山があり、天気の良い日には山頂から大山まで見渡せます。
 また、金城三偉人の一人であり、日本近代劇の創始者である島村抱月の育った場所でもあり、久佐まちづくりセンターでは抱月が幼少期に使ったものが展示されている他、故郷であるこの地の随所に抱月の痕跡が残っています。
 他にも、神楽社中、田ばやし保存会、百年近い歴史を持つ地芝居「山陰久佐松竹座」といった多くの伝統芸能が今に受け継がれています。

活動のきっかけ

 元々あった自治振興会の機能を継承し、新たにまちづくりの役割を追加して、地域課題の解決に取り組むため、2011年に「久佐地区まちづくり振興会」を発足しました。地区の住民全員が会員であり、高齢者クラブやJ A女性部といった地域の団体とタッグを組み、それぞれの団体から役員を選出することで連携を強めて助け合っています。イベントの開催だけでなく、住民の声を聴きながら、自治活動とまちづくり活動の両方に広く取り組んでいます。

活動紹介

住民一人一人の安全を考える自主防災の取り組み

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防災活動

 近年、大雨が多いことから、自主防災の取り組みにも力を入れています。防災に関する講義などから災害が他人事でないことを再認識し、それぞれの世帯へ配布された資料を参考に「避難計画書」を作成しました。さらに、全戸に防災バッグ、懐中電灯、緊急用ホイッスルを配布しました。防災に関する新しい情報や知識を得て、地域全体で防災や減災につなげていこうと考えています。

今後の目標

 少子高齢化が進み、どのように地域で取り組んでいくか、今後のまちづくりを地域住民で考えるため、地域課題に関するアンケートを実施しました。その結果を参考に、免許返納や高齢化により、自分で自動車を運転することができなくなった方に対する交通対策、後継者不足の荒廃地の草刈りなどの環境整備、農地の維持対策など、今住んでいる人達にとっての困りごとを解決するための取り組みが必要と考えています。

まちのひとの声

 災害に備えて、防災グッズを揃えなければという気持ちはあっても実際に防災対策をしていなかったので何を準備してよいかわかりませんでしたが、防災グッズを配布してもらい、災害への備えだけでなく安心も一緒にもらったような気持ちでありがたいです。

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主要推進組織

久佐地区まちづくり振興会

郵便番号 697-0303
住所 島根県浜田市金城町久佐イ575-7(久佐まちづくりセンター)
電話番号 0855-42-2666
FAX 0855-42-2666

活動紹介のPDFデータ