地区の紹介
【複数の地域運営組織でそれぞれのまちづくりを】
浜田地区は浜田市の北西部に位置しています。地区内には浜田港があり、どんちっち(アジ、のどぐろ、カレイ)をはじめとする多くの魚が水揚げされており、週末には地域内外の多くの観光客で賑わいをみせています。また、浜田城跡や山陰唯一の日和山方角石など江戸時代の史跡も多数あり、歴史を感じることのできる地区です。
この地区には、5つの地域運営組織があり、それぞれが地域の実情に応じたまちづくりを行っています。
今回はそのうちの一つで、地域の大学生と連携してまちづくりを進めている「殿町まちづくり委員会」の取り組みを紹介します。
活動のきっかけ
8町内ある殿町には商店街や神社の組織のほか、老人会などはあったものの、町内会同士の交流はこれまでほとんどありませんでした。そういった状況の中、浜田市からまちづくりの方針が示され、それに基づき2019年に「殿町まちづくり委員会」を発足。これをきっかけにイベントの開催だけでなく、各町内会同士で情報を共有し、地域全体のつながりを深めながら「助け合いのできるコミュニティ」を目指して取り組んでいます。
活動紹介
イベントを通して広がる地域づくりの輪
まちづくりの活動として、毎年夏に「殿町フェスタ」を開催しています。バーベキューやステージでの催しを地域みんなで楽しむ交流イベントです。 また、2022年4月からは県立大学と連携し町内活動の活性化を研究する目的の「県大町内会」が新たな町内として殿町まちづくり委員会に加入し、県大生がまちづくりに参画しています。地域の一員として参加する大学生たちの得意分野を活かしながら、個々の町内会の枠を超えて、殿町全体で地域を考えながら地域を盛り上げる活動に取り組んでいます。
地域でつなげていく防災の意識「防災クロスロード」
まちづくり計画の一つとして、2022年から行っている防災の取り組み「防災クロスロード」があります。防災についての質問に答え、「なぜその答えを出したのか」を他の人と議論することで自分の防災意識を確認し、シミュレーションゲームをするように防災について考えることができます。 そのほか、地域の災害時における正確な情報伝達方法や、避難支援の必要な人を確認するなど、更なる防災活動に取り組んでいます。
今後の目標
少子高齢化が進み、一人暮らしの高齢の方や空き家の数も増えつつある中、これまで以上にお互いを気にかけ、助け合えるよう地域全体で繋がりをつくる重要性を感じています。そうした地域づくりの活動を続けながら、「県大町内会」のような関係人口を増やしていきたいです。地域づくりに関わる多様な年齢層や思考の幅を広げながら、互いに知恵を出し、できる事を行い、楽しみながら地域を守っていきたいと思います。
まちのひとの声
シミュレーション形式の「防災クロスロード」では、色々な立場でものを考えることができ、違った意見を交換できてよかったです。
主要推進組織 | 殿町まちづくり委員会 |
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郵便番号 | 697-0017 |
住所 | 島根県浜田市殿町6-1(浜田まちづくりセンター) |
電話番号 | 0855-22-9358 |
FAX | 0855-22-9358 |