地区の紹介
【みんなで創り育てる地区 周布】
浜田市の日本海側に位置しており、海岸からほど近く、周布川の周辺に広がっている周布地区。地区内の鳶巣(とびのす)山にある「鳶巣城跡」は浜田市指定文化財に指定されており、古墳も多く、古い歴史をもっています。
鎌倉から室町時代に栄えた周布氏の菩提寺である聖徳寺には、第二次長州征討で知られる石州口の戦いの時の弾痕が今も残っています。また、享保の時代に幕府の厳しい増税から農民を守る為、命をかけて幕府に抵抗した当時の庄屋「吉賀三郎右衛門」は今でも語り継がれています。
地域全体で行う地区民体育大会やグリーンカーペットフェスティバルなどのイベントを開催すれば高齢者から子どもまで、多くの人が参加します。自然と人が集まってくる地区であり、イベント以外でも地域住民で集まって、地域課題解決に向けた取り組みを進めています。
活動のきっかけ
これまで周布地区には日脚町まちづくり委員会のみしかありませんでしたが、地区が一丸となってまちづくりを行うために、周布地区全体でまちづくり委員会を設立することになりました。その際、まちづくり委員会設立の方法について複数の案が出ましたが、みんなで創り育てる地区を目指すために、2021年に日脚まちづくり委員会を解散し、周布地区まちづくり委員会を設立しました。
周布地区全体で一つのまちづくり委員会を発足して以降、地域全体で将来の周布地区を担う子どもたちを育てていきたいという思いがより強くなり、自然と活動の輪が広がっていきました。
活動紹介
グリーンカーペットフェスティバルinすふ
2009年に芝生化した周布小学校の校庭で、何かイベントを開いてはという声があり、バザーや屋台などを出店したのがこのフェスティバルの始まりです。回を重ねるごとに参加団体が増え、今では地区一番の大イベントとなりました。 夏休みに開催され、毎年趣向を凝らした内容で盛り上がります。今後は子どもたちからもアイディアを募り、地域全体で作り上げていきたいと考えています。
今後の目標
周布地区まちづくり委員会では、少子高齢化が進む中、将来子どもたちに地元に残ってほしいという思いがあります。祭りやイベントを通して子どもたちと地域の大人が接することで、地元の良さを知ってもらい、将来は企画側として地域を盛り上げてくれる人材の育成に取り組んでいきたいです。
まちのひとの声
子どもの頃に参加したグリーンカーペットフェスティバルはとても楽しく、思い出となっています。大人になり、今度は自分の子どもたちも楽しんでくれたら嬉しいです。
主要推進組織 | 周布地区まちづくり委員会 |
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郵便番号 | 697-1321 |
住所 | 島根県浜田市周布町イ374(周布まちづくりセンター) |
電話番号 | 0855-27-0058 |
FAX | 0855-27-0058 |