地区の紹介

【立地と自然を生かし、誰もが住みよい地域へ】
 八雲地区は松江市の南側に位置しており、安来市に隣接しています。松江市街地からほど近く、町の中央を流れる意宇川沿いにのどかな里山の風景が広がります。八雲町内の静かな山あいに鎮座する熊野大社は、出雲国一宮として出雲大社とともに古くから信仰を集める神社です。春は意宇川に鯉のぼりがかかり、夏には花火大会が催されるなど季節の風物詩として住民に親しまれています。また、公設民営の小劇場「しいの実シアター」では3年に1回、国際的な演劇フェスティバル「松江・森の演劇祭」が開かれるなど、住民による地域活動も活発です。
 1975年以降、松江市街地へのアクセスの良さから団地が造成され、旧松江市のベッドタウンとなりました。近年は、山側の集落で高齢化が進んでいます。「八雲町まちづくり委員会」をはじめ、八雲公民館や社会福祉協議会を中心に、給食サービスなどに取り組み、地域住民を支え、豊かな自然を生かし、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指しています。

活動のきっかけ

 2005年に松江市と合併した際に「八雲地域協議会」が設置され、合併後の新しいまちづくりについて協議が重ねられました。そしてその役割は、「八雲公民館運営協議会まちづくり部」、「八雲町まちづくり委員会」と受け継がれ、2017年には豊かな自然をはじめとする地域資源を生かした地域活性化を目指す「八雲地域まちづくり総合戦略」が策定されました。

活動紹介

高齢者を対象とした「給食サービス」

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配食サービス 高齢者支援

 旧八雲村時代に始まった「給食サービス」は、現在、月2回、一食350円で、申し込みのあった高齢者の自宅に配食し、高齢者の自立支援や見守り支援を行っています。献立から買い出し、調理、配食まで全てを住民ボランティアが担い、味はもちろん、手作り弁当に添えられた手紙付きの献立表も好評です。現在はコロナ禍のため弁当は業者に依頼していますが、今後は状況を見ながら手作り弁当を復活させる予定です。

今後の目標

 八雲町では、八雲公民館を中心にまちづくりの新体制を構築中です。まちづくりの中心を担ってきたメンバーが高齢化する中、幅広い世代の地域住民や地域おこし協力隊なども巻き込んで、地域の活性化に向けた活動を展開していきます。

まちのひとの声

 給食サービスで美味しいお弁当を届けてもらって助かっています。配食ボランティアの方とのお喋りも楽しく、心待ちにしています。

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主要推進組織

八雲町まちづくり委員会

ホームページ

郵便番号 690-2103
住所 島根県松江市八雲町西岩坂355-1(八雲公民館)
電話番号 0852-54-2478
FAX 0852-54-1238

活動紹介のPDFデータ