地区の紹介

【3つの地区で連携し、次世代を見据えた地域づくりを】
 雲南市木次町中央部、斐伊川の中流域に位置する三新塔地区。川沿いの堤防には桜並木が続き、春を迎えると多くの花見客で賑わいます。JR木次駅を中心に半径約500mの三日市・新町、新しい団地がある塔の村の3つの地区を合わせて「三新塔」と言います。
三日市・新町地区は地域の商業や文化の中心地として繁栄。1985年頃まで食料品や生活用品など多様な商店が軒を連ねており活気のある地域でした。
様々な地域課題を解決するため、3つの地区で連携した取り組みが進められています。

活動のきっかけ

 高齢化や担い手不足により地域が徐々に寂しくなってきました。こういった状況から、三新塔あきば協議会では、「人のつながりを保ち、昔ながらの風情が残るこの町を残したい」という住民の思いをきっかけとして活動を開始。三新塔交流センターを拠点に住民の交流や高齢者支援、空き家活用など幅広い活動を行っています。

活動紹介

つながりと生きがいを感じられる「サロン活動」

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高齢者支援

 地域の人のつながりを絶やさないため、ボランティアが手作りしたお菓子やおかずを食べて語らう「茶のん場サロン」を開催しています。約10年継続し多くの住民が参加していますが、そのほとんどが女性。現役からリタイヤした男性にも新しい生きがいを見つけてコミュニティでイキイキ過ごしてもらうため、70歳以上を対象に「男性サロン」をスタートしました。  男性サロンは、月1回15日に開催。スタート当初は10人程度でしたが、現在は、毎回20人前後が参加しています。歴史・文化の会、レクリエーションの会、健康相談や運動実践の会の3グループを作り、参加者自ら企画を立案。現在の地図と古地図を比較しながらの街探訪、地元酒造会社での利き酒、床で行うカーリング「カローリング」、マージャン、花札、ノルディックウォークなど多種多様な企画を楽しんでいます。あまり大きなイベントなどは負担になるので、参加者の自主性を大切に、楽しみながらできることを継続しています。

「三新塔を語ろう!青空会議」で次世代の連携体制をつくる

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その他

 地区内に17ある自治会の多くが、高齢化や人口減少のため単独で活動しにくくなっています。そこで、各自治会から40代~60代前半の参加者を募り、地域の課題を話し合う「青空会議」を立ち上げました。地域の現状やこれからやってみたいことなどをざっくばらんに語り合っています。子連れのパパママも参加し、子育て世代ならではの意見が飛び出すことも。住民同士が絆を結ぶ場にもなっています。  「メンバー自身も楽しめる」を大切にしながら、地域で喜ばれる取り組みを広げていく予定です。

今後の目標

 近い将来、地区内で人口減少が著しいエリアの自治会を統合する必要があります。その準備段階として、「青空会議」のような自治会を超えた活動で住民の意見をとりまとめ、次世代が希望を持てる新しい地域づくりのビジョンを描いていこうと考えています。また、市との連携を深め、空き家見学ツアーなどの移住のきっかけになる活動を強化していきたいです。

まちのひとの声

 「青空会議」は楽しみながら参加できるのが良いです。イベントで子ども向けのブースを出すなど、いろいろな活動をしてきたいです。

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主要推進組織

三新塔あきば協議会

ホームページ

郵便番号 699-1332
住所 島根県雲南市木次町木次466-2(三新塔交流センター)
電話番号 0854-42-2574
FAX 0854-42-2574

活動紹介のPDFデータ