地区の紹介

【みんなでつくる未来会議で10年先の志学へつなぐ】
 志学地区は、国立公園三瓶山に指定された区域にあり、冬場の積雪量が多いエリアで、大田市の南東部に位置しています。観光、農業、畜産が盛んな地域で、年間を通して三瓶山や温泉に観光客が訪れます。
 人口減少と高齢化が進む中、10年先の志学の将来について住民みんなで議論を重ねており、地区計画の3本柱、①つながりと魅力をつくる(生活機能と生活交通の確保)②定住と交流をつくる(定住・交流の促進)③仕事と収入をつくる(地域産業の振興)に沿って、多様な取り組みを展開しています。

活動のきっかけ

 人口減少・高齢化が進む中、地域内で様々な団体が個々に活動していることで、役員の重複や会議数の多さが住民の負担感につながっていたことから、各組織の効率化を目指し、20団体を一つにした全住民が会員となる「志学まちづくり協議会」を設立。協議会設立以降、イベントや地域に魅力発信などに取り組んできましたが、人口減少や観光産業の衰退など地域の厳しい状況に「どうにかしなければ」という住民の思いから、改めて地域の強み・弱み、目指す姿を話し合うために「志学未来会議」を設立しました。子どもから大人まで多くの住民で勉強会やワークショップを重ね、「志学地域づくり計画」を策定し、さまざまな活動に取り組んでいます。

活動紹介

放課後子ども教室「SETにこにこ教室」

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子育て支援

 SETとは、S(志学の子が)・E(笑顔になれる)・T(ところ)。地域の子どもたちが安全・安心に過ごせる放課後の居場所づくりを目指し、住民ボランティアにより、小学校の空き教室を活用して週2回の放課後子ども教室が運営されています。

高齢者の通いの場「志学ほっといどばた」

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高齢者支援

 高齢者のつながりづくり・介護予防を目的に、志学まちづくりセンター内で週に1回開催しています。地区住民の中から運営ボランティアや送迎サポーターを確保して、体操やゲーム、会食などを行うことで、高齢者が楽しく笑顔で集える拠り所となっています。

今後の目標

 地域資源を活用した新たな挑戦として、「志学未来会議」での住民提案を受け、「三瓶そば」を活かした小さなビジネスに挑戦することに決定。協議会内に特産品部会を立ち上げて、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを進めているところです。

まちのひとの声

 子どもを預かる責任はありますが、保護者さんや子どもたちの喜ぶ顔がやりがいにつながっています。

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主要推進組織

志学まちづくり協議会

郵便番号 694-0222
住所 島根県大田市三瓶町志学2065番地2(志学まちづくりセンター)
電話番号 0854-83-2167
FAX 0854-83-2167

活動紹介のPDFデータ