地区の紹介

【地域資源と豊かな人情あふれる地】
 浜田市旭町の北側に位置する木田地区。肌に優しい低刺激なお湯が湧き出る「旭温泉」や、島根県最大の「赤梨」の産地として知られています。「山ノ内梨園」では毎年8月から12月まで数種類の収穫が行われ、もぎたての赤梨を購入できる直売所も併設しています。
 地区内にある浄土真宗本願寺派の寺院「正蓮寺」には、豊原喜一郎が天保14年(1843年)から2年の歳月をかけて造り上げた門があり、邑南町にある浄泉寺、西蓮寺とともに「石見三門」と呼ばれています。力強い龍の彫刻は、夜更けに門から抜け出て堤に水を飲みに現れると村人が恐れ、夜に外出する者が一人もいなくなったため、喜一郎が龍の胸に隠し釘を打ち、人々がようやく安堵したとの伝説も残っています。
 また、全木造で歴史的財産価値の高い旧木田小学校を「木田暮らしの学校」とし、様々なイベントが行われる交流拠点として活用しています。

活動のきっかけ

 2011年にまちづくり推進委員会を発足。木田地区はもともと自治会がしっかり業務を遂行している地区であり、推進委員会と自治会が連携して活動を行っていました。2018年、業務負担を減らし、より円滑に活動が行えるようにするため、推進委員会と自治会が合体し「木田まち自治会」が誕生。組織改変後も、各集落への情報伝達は旧自治会から選出された評議員を経て行われています。

活動紹介

「ヒマワリ」で生きがいづくりと美しい景観を

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高齢者支援 地域産業の振興

 地区内2か所のセンターで活動している高齢者グループ「お元気会」の女性たちと、「ヒマワリ油」を作る取組を行っています。それぞれのセンターの近くの使われていない畑を利用し、会のメンバーがヒマワリを植栽。その後、種を取って、地元の会社で搾油してもらい、その油を使ったスパイスカレーを作るイベントも開催し、意欲的に取り組んでいます。ヒマワリで人とのつながりや楽しみを持ってもらい、景観保全も兼ねた“地域を元気にする”活動です。

住民のつながりの場を提供する「サロン」

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高齢者支援

 月に1回サロンを開催し、外部から講師を呼んでワークショップを行っています。「和紙のうちわづくり」や「終活の勉強」など、高齢者が興味を持って、参加しやすい内容にすることを心がけ、皆さんが集まる交流の場を提供しています。スタッフも高齢になってきていますが、この場所でお手伝いすることが楽しみな方も多く、毎月楽しく交流しています。

今後の目標

 住民誰もが「住んでいて良かった」と喜びを感じられる地域であり続けるために、今後も現在行っているイベントなどの事業を継続し、みんなが円滑にコミュニケーションを取れる環境づくりに努めていきたいです。また、かゆいところに手が届く存在として、いつでも頼ってもらえるよう、地域の拠点としてあり続けたいと思います。

まちのひとの声

 ヒマワリ油を作るということを一から体験でき、みんなでワイワイと楽しかったです。油ができた時の喜びは大きかったです。

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主要推進組織

木田まち自治会

郵便番号 697-0427
住所 島根県浜田市旭町木田219-13(木田まちづくりセンター)
電話番号 0855-45-1105
FAX 0855-45-1135
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